13 10月

介護職と育児を両立するために職場の理解を得るには?

出産を機に介護職から離職しようと考えている方、これから介護職に就こうと考えている育児中の方は、「介護職と育児は両立できるのだろうか?」と不安に思っているかもしれません。
介護業界は他業種と比較して、女性が働きやすい職場が多い傾向があります。
特に、子育て中の方への理解があると言われています。
介護職に従事している人の8割近くは女性です。
しかも、介護施設や訪問介護で働く人の平均年齢は40代後半で、子育てを経験した世代です。
そのため、急な子供の発熱やケガ、あるいは子供の行事や休校・休園などで早退したり、休まなければならない状況になっても理解を得られる職場が多いのです。
いくら理解を得やすいとはいっても、なるべく迷惑をかけない働き方、ライフスタイルに合った職場を選ぶことは大切です。
たとえば、土日祝日が休みで、夜勤のないデイサービスで働けば、休日は子供と一緒に過ごすことができます。
子供のお迎えに間に合うようパート勤務を選ぶこともできるでしょう。
また、子供がまだ小さいうちは、登録ヘルパーとして働くのもいいでしょう。
ヘルパーは、急に休むことは難しいですが、登録ヘルパーなら、週のうち数日だけ、あるいは1日数時間だけの勤務も可能です。
もし、家族に子供を預けられるなら、需要の多い土日に働くこともできます。
どの職場を選ぶにしても、周囲のサポートやフォローは不可欠ですので、職場の人間関係を円滑にするためにも感謝の気持ちを持って気持ちよく働きましょう。